「南相馬・避難勧奨地域の会 住民証言集」を発刊いたしました
福島だけに適応されている、年間被ばく量20ミリシーベルト。この理不尽な基準の撤回を求めて、「南相馬・避難勧奨地域の会」の住民たちは、国を相手取り訴訟を続けてきました。支援者たちの力を借り、住民みずからが、土・水・空気などの汚染調査を実施しているほか、尿中に含まれる放射性物質の値も記録し続けています。
ままれぼ出版局では2018年から2021年にかけて、この「特定避難勧奨地域の会」の住民20名余りに聞き取りを行い、このたび証言集にまとめました。
また、地域の汚染を測定し続けおられる『ふくいち周辺環境放射線モニタリングプロジェクト』の中村順さん、ちくりん舎の青木一政さんにも寄稿していただいています。